4日午前7時35分ごろ、愛知県春日井市内の国道19号で、道路左側の路側帯を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた男性が死亡。警察はクルマを運転していた67歳の男を逮捕している。
愛知県警・春日井署によると、現場は春日井市大泉寺町付近で片側3車線の直線区間。59歳の男性が道路左側の路側帯を自転車で走行していたところ、後ろから進行してきた乗用車が追突した。
自転車は弾き飛ばされるようにして転倒。近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた岐阜県多治見市内に在住する67歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
逮捕された男は聴取に対して、「車内の物に気を取られ、自転車に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。クルマは第1車線から斜行して路側帯に進入したとみられており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。