JAXAと三菱重工、H-IIAロケット23号機の打上げ2014年2月28日に決定…GPM衛星を軌道に投入

宇宙 テクノロジー

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット23号機による全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)を2014年2月28日に打上げることを決定した。

2014年2月28日の午前3時07分~午前5時07分(日本標準時)に、種子島宇宙センター大型ロケット発射場から打上げる予定。

予備期間は3月1日~3月31日。

H-IIAロケット23号機を使ってGPM衛星を打上げ、所定の軌道に投入する計画で、三菱重工は提供する打上げ輸送サービスで実施し、JAXAは打上安全監理業務を担う。

また、H-IIAロケット23号機では、打上げ能力の余裕を利用して、小型副衛星7基に対して、軌道投入の機会を提供する。

打上げ計画では、H-IIAロケット23号機は、GPM衛星、小型副衛星(ピギーバック衛星)7基を搭載して種子島宇宙センター大型ロケット第1射点から打ち上げられる。

固体ロケットブースタを打上げ約1分48秒後に、衛星フェアリングを約4分05秒後に分離し、約6分36秒後には第1段主エンジンの燃焼を停止し、約6分44秒後に第1段を分離する。

続いて、約6分50秒後に第2段エンジンの燃焼を開始、約14分58秒後に燃焼を停止し、約15分49秒後に近地点高度約398km、遠地点高度約406km、軌道傾斜角65度の楕円軌道上でGPM主衛星を分離する。

その後、ロケットは慣性飛行を続け、約24分09秒後から約40分39秒後までに小型副衛星搭載機構に対し分離信号を送出する計画。

GPM衛星は、JAXAとNASA(米航空宇宙局)が共同開発した衛星で、複数の衛星データを組み合わせることで、高精度、高頻度な降水の観測を目指し
ている。

小型副衛星は、打上げ能力の余裕を活用して民間企業、大学が製作する小型衛星に対して容易、迅速な打上げ・運用機会を提供するもので、宇宙開発利用の裾野を広げるとともに、小型衛星を利用した教育・人材育成への貢献を目的としている。
《レスポンス編集部》

編集部おすすめのニュース

レスポンスコメント欄(β)開設!ぜひ気になる記事にコメントしてください

おすすめの商品

特集