【2014年3月ダイヤ改正】都営地下鉄、三田・大江戸両線で終電延長…他線との接続改善

鉄道 行政
東急目黒線を走る都営地下鉄三田線6300形(右)。三田線と大江戸線は来年3月15日から終電の繰り下げを行う。
  • 東急目黒線を走る都営地下鉄三田線6300形(右)。三田線と大江戸線は来年3月15日から終電の繰り下げを行う。
  • 来年3月に行われる都営地下鉄三田線・大江戸線の終電延長による、他線との連絡改善などの効果を示した図解

東京都交通局は12月20日、都営地下鉄三田線と大江戸線で2014年3月15日から平日・土休日ともに最終列車の時刻繰り下げを行うと発表した。東京の地下鉄一体化・サービス改善の議論を踏まえ、他線との接続改善などを図る。

三田線は、西高島平~白金高輪間の最終を現行より13分繰り下げ、白金高輪での南北線最終(0時37分発東急目黒線奥沢行き)との接続を改善するほか、白金高輪~新板橋間の最終も7分繰り下げる。西高島平~白金高輪間は、現行の最終列車(西高島平23時35分発)の後に、西高島平23時48分発の白金高輪行きを増発。白金高輪~新板橋間は、現行の最終列車である東急目黒線日吉発高島平行き(白金高輪0時発)の後に、白金高輪0時7分発の新板橋行きを増発する。

大江戸線は、現行の清澄白河~六本木~都庁前間の最終列車(都庁前23時47分発)の後に運転されている、都庁前23時59分発の清澄白河行きを都庁前まで延長。清澄白河~六本木~都庁前間の最終時刻を12分繰り下げる。これにより、門前仲町駅で東西線の中野行き最終(0時19分着)から、月島駅で有楽町線の池袋行き最終(0時16分着)から、汐留駅でゆりかもめの新橋行き最終(0時23分着)から、大門駅で東京モノレールの浜松町行き最終(0時25分浜松町着)から、大江戸線都庁前方面への乗り継ぎがそれぞれ可能になる。

また、大門(浜松町)駅ではJR京浜東北線の蒲田行き最終(0時54分発)、六本木駅では都営バス深夜01系統、新宿駅では府中方面への深夜バスとの接続が改善される。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集