東京都交通局は12月20日、都営地下鉄三田線と大江戸線で2014年3月15日から平日・土休日ともに最終列車の時刻繰り下げを行うと発表した。東京の地下鉄一体化・サービス改善の議論を踏まえ、他線との接続改善などを図る。
三田線は、西高島平~白金高輪間の最終を現行より13分繰り下げ、白金高輪での南北線最終(0時37分発東急目黒線奥沢行き)との接続を改善するほか、白金高輪~新板橋間の最終も7分繰り下げる。西高島平~白金高輪間は、現行の最終列車(西高島平23時35分発)の後に、西高島平23時48分発の白金高輪行きを増発。白金高輪~新板橋間は、現行の最終列車である東急目黒線日吉発高島平行き(白金高輪0時発)の後に、白金高輪0時7分発の新板橋行きを増発する。
大江戸線は、現行の清澄白河~六本木~都庁前間の最終列車(都庁前23時47分発)の後に運転されている、都庁前23時59分発の清澄白河行きを都庁前まで延長。清澄白河~六本木~都庁前間の最終時刻を12分繰り下げる。これにより、門前仲町駅で東西線の中野行き最終(0時19分着)から、月島駅で有楽町線の池袋行き最終(0時16分着)から、汐留駅でゆりかもめの新橋行き最終(0時23分着)から、大門駅で東京モノレールの浜松町行き最終(0時25分浜松町着)から、大江戸線都庁前方面への乗り継ぎがそれぞれ可能になる。
また、大門(浜松町)駅ではJR京浜東北線の蒲田行き最終(0時54分発)、六本木駅では都営バス深夜01系統、新宿駅では府中方面への深夜バスとの接続が改善される。