トーヨータイヤ(東洋ゴム工業)の米国生産子会社、トーヨータイヤ・ノースアメリカ・マニュファクチャリングは12月6日、米国ジョージア州において、工場拡張工事の起工式を行った。
この拡張工事に、東洋ゴム工業は今後4年間、3億7100万ドル(約380億円)を投資。工場の総面積を、現行の200万平方mから270万平方mに拡大する。物流倉庫の拡張も図られる。
また、この投資により、ジョージア州に650名の新規雇用が創出される見込み。
トーヨータイヤの米国ジョージア工場は、2004年に起工。ATOMと呼ばれる最新のオートメーションシステムを導入した。2006年初頭から、タイヤの量産を開始。その後、3度に渡り、拡張工事を実施。従業員は当初81名だったが、現在では1000名以上を雇用している。
拡張工事の起工式には、トーヨータイヤ・ノースアメリカのジム・ホーク社長が出席。「北米で、北米向けタイヤを現地生産しているのは誇り。この工場と従業員は、我々の商品に対する消費者や販売店からの需要増に応えるために、重要な役割を果たしている」と述べた。