JAXAとNASA共同開発の人工衛星「GPM主衛星」が北九州空港に到着

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JAXAとNASA共同開発「GPM衛星」が北九州空港に到着
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  • 種子島宇宙センターへ向けて輸送

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米航空宇宙局(NASA)が共同開発した人工衛星「GPM主衛星」が11月24日12時28分頃、NASAゴダード飛行センターから北九州空港に到着し、貨物船により打上げ場所となる種子島宇宙センターに向かった。

GPM計画は、GPM主衛星と8機程度の衛星群(コンステレーション)を組み合わせて、地球全体の雨の様子を高精度・高頻度で観測する国際協力ミッション。

北九州空港の到着は11月22日の予定だったが、給油地アラスカの悪天候の影響から2日遅れで到着した。

今回、日本に到着したGPM主衛星が打上げられることでGPM計画が本格始動し、全地球規模での水資源管理や台風・洪水などの水災害の被害低減、天気予報の精度向上など、日常生活のあらゆる場面で役立てられる。

また、GPM主衛星に搭載される二周波降水レーダ「DPR」は、雨を三次元で高い精度で観測することができる日本が開発した最先端の観測装置。

GPM主衛星は、H-IIAロケットでの打上げに向けて最終段階に入る。

《レスポンス編集部》

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