電子情報技術産業協会が発表した民生用電子機器の10月の国内出荷金額は1173億円、前年同月比3.1%増と2カ月連続でプラスとなった。
分野別では、映像機器が533億円、同1.6%減と2カ月ぶりにマイナスとなった。音声機器は112億円で、同31.4%減と落ち込んだが、カーAVC機器が528億円、同22.1%増と大幅に伸びた。
カーAVC機器は、前年がエコカー補助金制度終了に伴う新車販売の反動減で落ち込み、カーAVC機器も低迷していたことから、大幅プラスとなった。3カ月連続のプラス。
カーAVC機器の製品別出荷台数は、カーCDプレーヤが29万1000台、同13.6%増と2カ月連続でプラスとなった。カーDVDは、1万6000台、同41.7%増と2カ月連続でプラスとなった。
カーナビゲーションシステムは48万7000台、同22.6%増と3カ月連続プラスとなった。ソース別構成比では、CD/DVD-ROMタイプが0.2%、HDDタイプが23.6%、フラッシュメモリその他が76.2%となった。
ETC車載ユニットは30万3000台、同1.6%増と2カ月連続でプラスとなった。