【日産 スカイライン 新型発売】パーマー副社長「インフィニティブランドの日本展開ではない」

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日産 パーマー副社長と新型スカイライン
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13代目となった新モデルは、日産ブランドではあるもののフロントグリルとステアリング中央部に海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」のエンブレムをあしらうという、日本市場では前例のないアプローチを行う。

「インフィニティ」が日産のプレミアムブランドであるということは、日産ファンやクルマ好きの知るところではあろうが、決して一般的ではない。だが、海外では2001年の11代目モデルからインフィニティブランドとして発売され、今年のモデルチェンジを機にインフィニティ『Q50』となっている。日本ではフロント部はQ50と同じ顔での投入ということになった。

マーケティングコミュニケーションを担当するアンディ・パーマー副社長は、インフィニティバッジ採用の狙いについて「スカイラインは50年以上にわたり愛されてきた。今や世界ではインフィニティのイメージモデルともなっている。日本市場ではスカイラインの名称を引き継ぎながら、プレミアムブランドであることを明確に示すため」と説明している。

もっとも、インフィニティブランドを日本に展開する取っ掛かりかという疑問に対しては「ノー」だと明言する。スカイラインは全ての日産販売店扱いであり、「販売チャンネルや専門のサービス網を設置するわけではない」という。日産はかつて日本でのインフィニティ販売網導入を検討したことがあるが、その後凍結状態になっている。今回の売り方は、インフィニティを日本でどう位置付けるかのスタディともなる。

《池原照雄》

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