【東京モーターショー13】ボルボ・トラック、ボルボFHの高い安全性能を紹介

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ボルボ・トラック、FH
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ボルボ・トラックは、「第43回東京モーターショー」に、安全性に関する先進技術「アクティブ・セーフティ・システム」を搭載した大型トラック「ボルボFH」などを展示すると発表した。

ボルボFHは、新長期排ガス規制をクリアしたD13Hエンジン、走行条件に応じてすばやく滑らかなギアチェンジを可能にする12速オートマチックトランスミッション「I-シフト」、高い制動力を発揮する補助ブレーキ「VEB+(ボルボ・エンジンブレーキ・プラス)」を搭載し、環境性能と走行性を同時に追求している。

キャブ(運転台)は、同社が考案した「スウェーデン・キャブ強度安全テスト」に合格した最高水準のプロテクション技術を持つ。トラック事故で最も一般的なのは横転や衝突で、ボルボの衝撃試験では、こうした状況におかれた際、キャブが受ける衝撃のシミュレーションに重点が置かれている。ボルボのキャブはすべて、横転事故による衝撃に耐えられるよう設計されている。

モーターショーに出展する「ボルボFMXロールオーバー・セーフティ・キャブ」では、最大で45度まで傾斜するキャブ内で、3点式シートベルトを使って、負傷回避のためにはベルト着用がいかに重要であるかをデモンストレーションする。

ボルボ・トラックでは、交通の安全性を1927年創業以来、コア・バリューに設定しており、ボルボの創設者は「安全性はあらゆる設計の基本理念となるべきだ」という言葉を残している。モーターショーではこうした安全の理念を体現した最新の安全装置「アクティブ・セーフティ・システム」としてEBS(電子制御ブレーキシステム)、ESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)などを紹介する。

《レスポンス編集部》

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