5大陸10万km走破したフォレスター、各部に痕跡

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スバルビル 新宿ショールームに展示された5大陸10万kmを走破した実車「フォレスターXT」
  • スバルビル 新宿ショールームに展示された5大陸10万kmを走破した実車「フォレスターXT」
  • メーターには10万kmを超えた実績が刻まれていた
  • 車体には展示用に5大陸走破を示すカッティングシートが貼られている
  • ボディ下には塗装が剥がれ落ちている箇所、凹むなど、10万km走破の痕跡を盛ることが出来る
  • スペアタイヤを入れたため、床板は日本仕様よりも若干底上げされていた
  • 実車のリアビュー
  • 実車に近づくと細部には細かな凹みやキズが見られた

新宿スバルショールーム(東京都新宿区)で、世界5大陸10万kmを走り抜き、高い耐久性と走破性を示した『フォレスター』の実車を展示中だ。実車を間近で見ると、約1年間にわたるその過酷な走行だったことを示伝える痕跡を各部で見ることができた。

10万kmを走破したフォレスターは、2リットル直噴ターボ“DTI”エンジンを搭載したXT。2012年11月13日よりオーストラリアを起点にスタートし、約1年後の13年10月29日、無事完走したというものだ。車両は基本的に日本仕様となっているが、スペアタイヤを搭載する必要があったため、カーゴルームはスペアタイヤを標準とする中国向け車両用床板を組み合わせている。確かに、日本仕様のようにフラットではなく、床板は数cmほど底上げされていた。

車両は一見するとかなりキレイに見える。しかし、これは「展示用に磨きをかけたから(現場担当者)」だという。ただ、凹みとかに関しては一切手直ししてはいないそうで、間近で細部を見ていくと各部にその痕跡を見ることができた。ボディの各部には細かな凹みが見られ、なかでも走行の激しさを伝えるのがボディアンダー部分。走行中、何らかに当たって生まれたものものだろう、樹脂バンパー下部は塗装が広範囲にわたって剥がれ落ち、アンダーカバーも激しく凹んでいた。

実車は車内に乗り込むこともできるが、ハンズフリー用マイクが備わっているぐらいで、車内はほぼオリジナルのまま。メーターをONするとオドメーターが示す数値は“10万0543km”。計算された上での結果と思われるが、見事に10万kmを走破した実績が刻まれていた。

新宿スバルビル ショールームでの展示は11月24日まで。その後、11月28日より東京スカイツリータウンで開催される「東京スカイツリータウン イルミネーション2013」に移される。また、12月14日~15日に限っては「六本木ヒルズアリーナ」で開催される「SUBARU新体感SUVクリスマス試乗2013」で見ることができる。

《会田肇》

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