ホンダの航空機事業子会社ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、ノースカロライナ州グリーンズボロ市の本社敷地内に、小型ビジネスジェット機である「ホンダジェット」のカスタマーサービスセンターを10月17日に開設したと発表した。
カスタマーサービス拠点では、ホンダジェットに関するサービスプログラムの販売と管理、テクニカルサポート、テクニカルトレーニング、修理と重整備などを行う。
カスタマーサービスセンターの完成によってHACIの敷地面積は約5万6200平方メートル以上となった。
また、米国の金融事業会社であるアメリカン・ホンダ・ファイナンスとHACIは、ホンダジェットのファイナンスサービス事業に参入することを発表した。
ファイナンスサービス事業は、ホンダジェットのデリバリー前に開始する予定。
ホンダジェットの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するHACIの藤野道格社長は「最先端の設備をそろえたカスタマーサービスセンターとともに、新たにファイナンスサービスを提供することで、すべての顧客に満足してもらいたい」とコメントした。