フォード、米ミシガン大学とバッテリー研究施設を共同設立

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フォード・フォーカス・エレクトリック
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米国の自動車大手、フォードモーターは10月14日、米国のミシガン大学に、バッテリー研究施設を共同設立したと発表した。

このバッテリー研究施設は、EVやハイブリッド車、PHV(プラグインハイブリッド車)など、電動化車両が搭載する次世代二次電池の研究開発をスピードアップする目的で設立。建設には、フォードモーターや米国エネルギー省が800万ドルを拠出した。

フォードモーターと地元のミシガン大学は、およそ60年間に渡って、様々な研究を共同で行ってきた歴史がある。新たなバッテリー研究施設は、フォードモーターのバッテリー研究20年のノウハウを土台とし、現在よりも、さらに安全でコストを抑えたバッテリーの研究開発に取り組む。

フォードモーターは米国市場に、EVの『フォーカス・エレクトリック』を投入。また、主力中型セダンの『フュージョン』と、小型MPVの『C-MAX』には、ハイブリッドとPHVを設定している。

フォードモーターのバッテリー研究担当マネージャー、テッド・ミラー氏は、「我々はすでにバッテリー研究施設を持っている。ミシガン大学との共同研究施設は、新世代バッテリーのスピーディな実用化を促進するだろう」と述べている。

《森脇稔》

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