スマートモビリティアジア13に、福岡県糸島市から、シティセールス課の溝口和也課長が登壇。周遊観光とレンタサイクルの可能性について紹介が行われた。福岡県の西側に位置する糸島市は、人口10万人ほどの街。糸島という名ではあるが島ではなく半島に位置している。2019年には九州大学の完全移転が予定されており、大学移転がもたらす影響に期待をかけているという。同市のシティセールス課では、観光コンテンツに磨きをかける観光振興と、メディアなどを活用した糸島のブランド推進に取り組んでいる。観光の課題は、糸島市内交通の利便性が低く、市内観光の周遊性が低い、交通の空白地帯などもあることで、総合すると「二次交通手段が手薄」(溝口氏)と表現。回遊性が高まり、観光時間がのびれば、観光地としての魅力向上につながるとみており、バス、タクシー、超小型モビリティ、レンタルのバイク、自転車といった移動手段の拡充を図っている。なかでも特に自転車を用いた周遊プランの構築が今後有力であるとし、ナビタイムとの連携で自転車移動ログの収集を足がかりにした実証実験に取り組む。《スマートモビリティアジア:水素モビリティイベントのお知らせ》スマートモビリティアジア2013@福岡(10/10~10/12)水素モビリティ講演会 10月12日(土)場所:九州大学伊都キャンパス1)燃料電池自動車同乗試乗体験:10:00-13:00本田技研工業:FCXクラリティトヨタ自動車:トヨタFCHV-adv日産自動車:05FCV2)燃料電池講演会:「燃料電池が切り開く新しい未来」:14:25-16:05講演1:九州大学 次世代燃料電池産学連携研究センター主幹教授 センター長 佐々木 一成 氏講演2:トヨタ自動車株式会社 製品企画部製品企画主査 田中 義和氏講演3:株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター第5技術開発室上席研究員 守谷 隆史 氏講演4:日産自動車株式会社企画・先行技術開発本部 FCEV開発推進室室長 坂 幸真 氏パネルディスカッション:16:20-17:00パネラー:上記の各講師モデレーター:レスポンス編集長 三浦 和也