航空宇宙製品等を製造する米ノースロップ・グラマン社は、イリノイ州シカゴ周辺のミドルスクールの教員23名が参加したインターンシップ・プログラム「TEAACH」の模様を、公式ホームページで紹介している。
ミドルスクールに通う生徒の好奇心をそそるような実演・実験を紹介する「TEAACH」は、教員に工学の各分野を熟知させ、生徒に工学系の職業選択を奨励してもらうのが目的。風船、ストロー、洗濯バサミ、釣り糸を用い、重い物体が傾斜を登っていく実験等が行われた。
他にはノースロップ・グラマン社で働くエキスパートから、工学系の現状、エンジニアの生活、女子生徒に興味を持たせる方法等についての話を聞く機会が設けられた。また、実際の製品生産・実験現場を見学するツアーも実施された。
参加者の一人はプログラムを「有益だった」と振り返り、インターンを終えた直後に勤務先の校長と相談し、STEM(科学、技術、工学、数学)教育関連のクラブ活動開始に動いている。