イタリアの自動車大手、フィアットは9月2日、『パンダ4×4 Antartica』の概要を明らかにした。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。
同車は『パンダ4×4』のデビュー30周年を祝う特別モデル。初代パンダ4×4は1983年に発表。3世代、30年間の累計販売台数は、40万台を超えている。
パンダ4×4 Antarticaは、パンダ4×4をベースに、ボディメイン部分をホワイト、ルーフをブラックで塗装したツートンカラーを採用。ドアミラーカバーはオレンジで仕上げ、15インチのアルミホイールを履く。
インテリアは、オレンジとグレーの組み合わせ。搭載エンジンはガソリンが900cc・2気筒ターボの「ツインエア」。ディーゼルは1.3リットル直列4気筒ターボの「マルチジェット」を用意した。
パンダ4×4 Antarticaはフランクフルトモーターショー13で初公開された後、欧州主要国で年内に発売される予定。フィアットは「パンダ4×4は、シティカーセグメントで唯一の4×4」と説明している。