英国の高級車メーカー、ベントレーは9月3日、『コンチネンタルGT V8 S』の概要を明らかにした。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされる。
同車は『コンチネンタルGT V8』をベースに、さらなる高性能化を追求した新グレード。そのハイライトは、エンジンのパワーアップにある。
コンチネンタルGT V8 S用の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンには、吸排気系を中心にしたチューニングを実施。最大出力を528ps/6000rpm、最大トルクを69.3kgm/1700rpmまで引き上げることに成功した。
この数値は、コンチネンタルGT V8の最大出力507ps、最大トルク67.3kgmに対して、21ps、2kgmパワフル。トランスミッションはZF製の8速ATで、0-100km/h加速4.5秒、最高速309km/hのパフォーマンスを獲得。0-100km/h加速はコンチネンタルGT V8に対して、0.3秒速い。
なお、コンチネンタルGT V8 Sには、クーペとコンバーチブルの2ボディが設定される。