香港地下鉄MTR、片道乗車券をICカード化へ

鉄道 企業動向
片道乗車券のICカード化を発表した香港MTR。写真は発表時の様子。
  • 片道乗車券のICカード化を発表した香港MTR。写真は発表時の様子。
  • 片道乗車券のICカード化を発表した香港MTR。導入にあたり駅に配置される案内スタッフら。

香港で地下鉄や郊外鉄道などを運営するMTR(香港鉄路)は8月28日、現在は磁気ストライプ入りの券で発行されている片道乗車券(単程車票)を、10月から非接触ICカードに順次切り替えると発表した。

香港ではMTRやバスなど交通機関での運賃支払いのほか、電子マネーとしても使える非接触ICカード「オクトパスカード」が広く普及しており、MTRの単程車票利用者は全体の5%以下という。磁気券からICカードへの切り替えは順次行われ、2014年上半期の完全移行を見込んでいる。

同社はICカード化により、信頼性や耐久性が向上するほか柔軟な運賃設定が可能になるとしており、切り替え後には新たな割引システムも導入する予定という。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース