インディカーのポコノ・インディカー400・フューエルド・バイ・スノコのプラクティスが土曜日の朝に行われた。
1971年に初めてのレースが行われた、ポコノ・レースウェイに24年ぶりにインディカーのレースが戻る。
ポコノ・スピードウェイはペンシルバニア州に所在し、アンドレッティ・オートスポーツにとっての本拠地とも言われている。ポイントレースのトップに迫るジェームズ・ヒンチクリフは、シーズンを優勝‐ゼロ‐ゼロ‐優勝という異常な順序で始め、前回のアイオワ・スピードウェイでの優勝で今季3勝目を挙げて、トップを走るエリオ・カストロネベスとのポイント差を縮めた。
このプラクティスに、ライアン・ブリスコーはアメリカン・ル・マン参戦の為に出場できず、また予選にも参加できないので、結果として彼のNo.4の車は結晶で最後尾からのスタートとなる。
マルコ・アンドレッティはポコノのプラクティスセッションで221.883マイル/時の最高スピードを記録し、このサーキットでの記録を塗り替えた。
プラクティスはウィル・パワーがコースの途中でトラブルの為にストップし、最初のイエローフラッグが振られるまで、非常に順調な展開を見せた。
ここまでのシリーズでのオーバルで、シボレーエンジンは圧倒的な強さを見せたが、このプラクティスではホンダエンジンを搭載した車がトップ5に2台入る健闘を示した。
尚、佐藤琢磨はプラクティスで7番手のタイムを叩き出して、ここまでは好調な仕上がりを見せている。
ポコノ・インディカー400・フューエルド・バイ・スノコのプラクティス1結果(トップ10)
1. マルコ・アンドレッティ(シボレー)
2. トニー・カナーン(シボレー)
3. チャーリー・キンボール(ホンダ)
4. サイモン・パジェノ(ホンダ)
5. エリオ・カストロネベス(シボレー)
6. スコット・ディクソン(ホンダ)
7. 佐藤琢磨(ホンダ)
8. ウィル・パワー(シボレー)
9. ジェームズ・ヒンチクリフ(シボレー)
10. アレックス・タグリアーニ(ホンダ)
以下合計23ドライバー(ライアン・ブリスコーは不参加)