三菱自動車の米国市場での主力車種、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカから、RVRに関するリコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、パノラマガラスルーフの不具合によるもの。NHTSAによると、ガラスの接着が不十分なため、走行中にガラスルーフが外れて落下する恐れがあるという。
対象となるのは、2010年8月から2011年3月までに生産され、米国で販売された3181台。なお同様のリコールは、日本でも発表されており、日本国内では1893台が対象となる。
三菱モータースノースアメリカでは、対象車の顧客と連絡を取り、対策部品が用意でき次第、リコール作業に着手する計画。