イタリアの高級二輪メーカーで、現在はアウディ傘下のドゥカティは6月18日、南米ブラジルでのビジネスを強化すると発表した。
ドゥカティが南米市場において、とくに重視するのがブラジル。主要都市のサンパウロにショールームを開業し、現地での販売増に乗り出した。
また、現地のDAFRA社との協力関係を継続。ドゥカティ二輪車のノックダウン生産を続けることも、今回再確認されている。
ドゥカティモーターホールディングのクラウディオ・ドメニカーリCEOは、「ブラジル二輪市場は、世界で最も有望なマーケットのひとつ。中型から高性能二輪車に需要がある」とコメント。
ドゥカティは1926年、イタリアのボローニャに設立。元々はラジオの部品を製造していたが、1949年にモーターサイクル事業に参入し、成功を収める。またドゥカティは、レースでも活躍。現在、MotoGPなどの世界選手権にワークス体制で参戦しており、マニュファクチャラータイトルを数多く獲得している。