警報機や遮断機の無い踏切で衝突、軽乗用車の2人が死傷

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6月10日午前7時45分ごろ、北海道木古内町内にあるJR江差線の踏切で、踏切を渡ろうとしていた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破して同乗者1人が死亡。クルマの運転者も軽傷を負っている。

北海道警・木古内署によると、現場は木古内町大川付近。踏切に警報機や遮断機は設置されていない。軽乗用車は踏切に進入した直後、左方向から通過しようとしていた下り普通列車(江差発/函館行き、1両編成)と衝突した。

クルマは線路外に押し出されて中破。助手席に同乗していた75歳の女性が全身強打でまもなく死亡。クルマを運転していた埼玉県川島町内に在住する71歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの悪い踏切。警察では運転者の男性が列車接近に気がつかないまま進入した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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