ベストパフォーマンスエンジン2013、フェラーリが3年連続で制す…今年はF12ベルリネッタ

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フェラーリF12ベルリネッタ
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  • フェラーリF12ベルリネッタ
  • フェラーリ・F12ベルリネッタ(北京モーターショー12)
  • フェラーリ・F12ベルリネッタ(北京モーターショー12)

英国のUKIPメディア&イベント社は6月5日、「ベストパフォーマンスエンジン2013」を発表した。フェラーリのエンジンが、3年連続で選出されている。

「エンジンオブザイヤー」はクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が15回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている車種のエンジンを対象に、世界84名のジャーナリストが投票する。その部門賞がベストパフォーマンスエンジン。とくに力強さや回転フィールなどに重点を置いて、審査が行われる。

ベストパフォーマンスエンジン2013の結果は以下の通り。

1:フェラーリの6.3リットルV12(294点)…F12ベルリネッタ
2:フェラーリの4.5リットルV8(185点)…458イタリア
3:マクラーレンの3.8リットルV8ツインターボ(183点)…MP4‐12C
4:ポルシェの3.8リットル水平対向6気筒(149点)…911カレラS
5:メルセデスベンAMGの6.2リットルV8(109点)…SLS AMG
6:BMWの4.4リットルV8ツインターボ(100点)…M5/M6

フェラーリ『F12ベルリネッタ』の6.3リットルV型12気筒ガソリンエンジンが、初の栄冠。フェラーリは『458イタリア』の4.5リットルV型8気筒ガソリンユニットが、2年連続で同賞を獲得しており、これでフェラーリエンジンが3年連続で同賞を制したことになる。

ある審査員は、「最大出力740ps、最大トルク70.4kgm。普段は静粛性も高く洗練されているが、必要とあれば、9000rpmまで官能的に回り切る」とコメント。

また、前回1位のフェラーリ458イタリアをはじめ、今回は3位のマクラーレン『MP4‐12C』、4位のポルシェ『911カレラS』、6位のBMW『M5』『M6』は、前回も6位以内に顔をそろえていた。

《森脇稔》

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