【プロ・モトクロス選手権 第3戦】テネシーの250クラス総合はムスキンが制す

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ケン・ロクゼンとクーパー・ウェッブ
  • ケン・ロクゼンとクーパー・ウェッブ
  • マーヴィン・ムスキン
  • ブレイク・バゲットとジェイソン・アンダーソンの争い
  • イライ・トマック
  • マーヴィン・ムスキン
  • ブレイク・バゲットとケン・ロクゼン
  • 250クラスの表彰台(左からトマック、ムスキン、ロクゼン)

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権は、6月1日にテネシー州マディ・クリークで行われたビルト・フォード・タフ・テネシー・ナショナルの250クラスで、フランス人ライダーのマーヴィン・ムスキンが第1・第2モトの両方で2位となり、総合優勝を果たしたことを伝えた。

250クラスの第1モトでは、ドイツ人ライダーのケン・ロクゼンがレース開始から約5分後にクーパー・ウェッブを交わし、その後はほぼクルージングの状態で初めてのマディ・クリークをトップでフィニッシュした。

ルーキーのウェッブはこのマディ・クリークでアマチュア時代からの誰よりも多くの経験を持ち、スタートと共にホールショットを奪い、レースの序盤をリードする健闘を見せた。ウェッブはその後ロクゼンにリードを譲り、さらにレッドブルKTMのチームメイト、マーヴィン・ムスキン、そして2012年のチャンピオンだったブレイク・バゲットとイライ・トマックにも交わされて、結局5位で第1モトをフィニッシュした。

250クラス第2モトではイライ・トマックが序盤のリードを確保すると、そのまま余裕の今季2度目の1位フィニッシュをした。

トマックはスタートから飛び出してホールショットを奪うと、その後は誰にも挑戦されることはなかった。現在のポイントリーダーであり、第1モトの勝者であるケン・ロクゼンはスタートで10番手まで順位を落としたが、徐々に挽回してバゲットを交わし3番手にまで浮上するが、結局再度バゲットに追い抜かれて4位でレースを終了した。

マーヴィン・ムスキンがトマックに続く2位でフィニッシュして、総合1位となった。そして3位には昨年の覇者、ブレイク・バゲットが入り、総合で4位となった。

マディ・クリーク250クラス総合結果

1. マーヴィン・ムスキン(2-2)
2. イライ・トマック(4-1)
3. ケン・ロクゼン(1-4)
4. ブレイク・バゲット(3-3)
5. ザック・オズボーン(6-5)
6. ジェイソン・アンダーソン(7-7)
7. ジャスティン・ボーグル(12-6)
8. カイル・カニンガム(8-11)
9. ブレイク・ワートン(11-9)
10. クーパー・ウェッブ(5-15)

※ ()内は(第1モト順位-第2モト順位)

250クラス・ポイント・スタンディング

1. ケン・ロクゼン(138)
2. イライ・トマック(-6)
3. マーヴィン・ムスキン(-22)
4. ブレイク・バゲット(-28)
5. ザック・オズボーン(-42)
6. ジェイソン・アンダーソン(-61)
7. クーパー・ウェッブ(-73)
8. カイル・カニンガム(-76)
9. ジャスティン・ボーグル(-77)
10. ジェレミー・マーティン(-77)

動画: http://www.allisports.com/sites/all/themes/lucasmoto2013/ooyala.php?embedCode=NjcGczYzpR8u5Tk55OB8ljcUsb2LLCPp#ooid=NjcGczYzpR8u5Tk55OB8ljcUsb2LLCPp

《河村兵衛》

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