JAXAの勝浦宇宙通信所、6月1日に一般公開

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勝浦宇宙通信所のパラボラアンテナ。
  • 勝浦宇宙通信所のパラボラアンテナ。
  • 展示施設の海洋観測衛星「もも1号」(1987年打上げ)の実寸大スケールモデル。
  • 海洋観測衛星「もも1号」のイメージ。
  • 勝浦宇宙通信所の追跡管制塔。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設として、人工衛星の追跡と管制を主な業務としている千葉県勝浦市にある「勝浦宇宙通信所」の一般公開が、6月1日(土)に行われる。

勝浦宇宙通信所は、人工衛星からの電波を受信し、人工衛星の位置や姿勢、搭載電子機器の動作確認を行い、状況に応じて衛星にコマンドを送信する作業を行っている。直径13m、11m、10mの3台のパラボラアンテナを備えた施設だ。

今回の主なイベントは、第4送受信局の特別公開、はやぶさ2メッセージ募集(小惑星「1999JU3」へのターゲットマーカーへのものと、地球帰還の際の再突入カプセルへの2つがある)、宇宙服試着体験など。そのほか、J-I、H-II、H-IIA、H-IIBなどの国産ロケット、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」、海洋観測衛星「もも1号」の1/1モデルを初めとする各種スケールモデル、人工衛星の追跡管制のシミュレーション操作などを行える展示室なども用意されている。

見学料は無料で、10時から16時まで。臨時駐車場が用意され、20分間隔で運行されるシャトルバスで通信所まで往復できる形だ。

《デイビー日高》

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