ジーテクトは、北米における営業・開発機能の強化およびホットスタンプ(箔押し)部品の量産活動を目的に、米国に子会社を設立したと発表した。
従来、同社では既存の現地子会社にて営業・開発機能を担っていたが、北米における主要得意先の機種開発の増加に伴い、スピーディーな対応が求められてきた。今回、営業・開発機能を分離、独立させることで、営業・開発体制を強化。主要得意先の開発ニーズに対応していく。
また、本社と一体となった体制で、ホットスタンプの量産化に関する品質、生産性、安定生産に向けた技術開発を行い、新規にホットスタンプ部品の量産ラインを設置。北米での量産活動を行っていく。
新会社の名称は「ジーテクト ノースアメリカ」。資本金は2200万米ドル(約23億円)、投資金額は約3000万米ドル(約31億円)。2016年に約6400万米ドル(約66億円)の売上を目指す。