タカタが発表した2013年3月期の連結決算は、最終損失が211億2200万円で4期ぶりの赤字となった。米国での助手席用エアバッグ部品のリコール費用約300億円が原因。前期は119億3700万円の黒字だった。
売上高は主に米州、アジアでの増収により、前年同期比8.6%増の4155億2100万円となった。営業利益は同6.4%増の144億9300万円、経常利益は同26.3%増の170億5000万円となった。
今期の業績見通しは、売上高が10.7%増の4600億円、営業利益は38.0%増の200億円、経常利益は11.4%増の190億円、最終損益は130億円の黒字とした。