中部地方でトヨタ系ディーラーなどを傘下におく持株会社であるATグループが発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前期比21.4%増の146億4000万円で、大幅増益となった。
自動車販売では、ハイブリッド車『アクア』、フルモデルチェンジした新型『クラウン』の販売が堅調に推移し、新車販売台数(除軽)は8万6679台(同11.1%増)と増販。市場の伸びを約5ポイント上回り、売上高は同7.9%増の3743億8100万円となった。
経常利益は同23.4%増の161億3500万円、純利益は63.6%増の101億6300万円だった。
今期の業績見通しについては、売上高が前期比0.2%増の3750億円、営業利益は同8.5%減の134億円、経常利益は同9.5%減の146億円、最終利益は同9.5%減の92億円とした。