4日午後3時ごろ、兵庫県川西市内の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。中央分離帯に乗り上げ、前方にある橋の欄干に衝突する事故が起きた。クルマは中破し、運転していた27歳の男性が死亡。生後3か月の乳児が意識不明の重体となっている。
兵庫県警・川西署によると、現場は川西市西多田付近で片側2車線の直線区間。中央分離帯が設置されている。軽乗用車は第2車線を進行していたが、路外に逸脱して中央分離帯に乗り上げ、そのまま前方に設置されていた橋の欄干に衝突した。
衝突によってクルマは中破。運転していた東京都江戸川区内に在住する27歳の男性が全身強打でまもなく死亡。後部座席に設置されたチャイルドシートに着座していた生後3か月の女児が頭部強打で意識不明の重体となっている。
男性は同市の出身で、事故当日は実家に帰省していた。現場付近は水路を越えるために橋梁となっており、中央分離帯の部分にも欄干が設置されていた。警察では男性が何らかの原因でハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。