スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは4月2日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、同社の月販台数の新記録となる3万6701台。前年同月比は13.3%増と、16か月連続で前年実績を上回った。
車種別では、『フォレスター』が新型投入の効果で、9050台を販売。前年同月比は46.2%の大幅増で、2か月ぶりの前年実績超え。『インプレッサWRX』も、44.3%増の1727台と大きく伸びる。
一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は1万0453台を売り上げたものの、前年同月比は4%減と、3か月ぶりのマイナス。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も18.3%減の4400台と、3か月ぶりに前年実績を下回った。
また、新型『インプレッサ』(WRXを除く)は3月、5327台を販売。前年同月比は37.7%減と、3か月連続のマイナスだ。2012年9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)は、4688台と好調な立ち上がりが続く。
スバルの2013年1-3月米国新車販売は、前年同期比14.8%増の9万2527台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「販売の伸びが持続しているのは喜ばしい限り。昨年の販売記録を超えるだろう」とコメントしている。