筑豊電気鉄道は、沿線地域活性化の一環として4月1日から「休日家族割引制度」を導入すると発表した。
同制度は、同社が発行する通勤定期券を持っている人と同伴の家族を対象に、筑豊電鉄を利用時、通常運賃よりも割安な運賃設定とすることで、移動手段として電車を選択しやすい環境づくりを目的に導入している制度。
同社では昨年10月から2013年3月末まで社会実験として「環境定期券制度」を実施しているが、今回家族で利用してもらいとの思いから「休日家族割引制度」に改め、4月1日から本格的に導入することにした。
制度では休日を割引対象日として「ちくてつ通勤定期券」「電車バス通勤定期券」を持つ人は定期区間外利用の運賃を1回200円、同伴家族は全線均一で1回乗車200円に設定する。通勤定期券を降車時に呈示するだけで利用できる。
同社では同制度によって交通渋滞の緩和、環境負荷低減に寄与するとともに、休日も電車で気軽にレジャーやショッピングにでかけてもらうのを後押しする。