オリックス銀行は、家計管理に関する夫婦間の意識の違いについて、「へそくり」をキーワードとし、全国の20歳位上の既婚男女500名を対象にインターネットでアンケート調査を実施、その結果を発表した。
「配偶者がへそくりをしていると思うか」という質問に対して、妻からみて、夫がへそくりを「していると思う」と答えたのは26.8%で、「していないと思う」の56.4%と比べると半数以下だった。一方、夫は、「わからない」という回答が比較的多いながらも、32.4%が「していると思う」と回答した。実態は、夫・妻ともに44.6%がへそくりをしていることがわかった。
「夫または妻のへそくりが発覚したら?」という質問に対しては、夫・妻ともに「特に何も感じない」の回答が全体の37.0%と最も多かった。「ずるい」といった否定的な意見は全体の6.2%と少なかった。
また、へそくりの平均金額は、夫が約135万円、妻が約141万円と、ほぼ同じ金額という結果だった。へそくりの使い道で最も多かった回答は、夫が「家族でのレジャー・旅行」(39.5%)、妻が「子どもため」(39.4%)だった。