【ジュネーブモーターショー13】ヒュンダイのWRC マシン、i20 を改良…2014年に参戦へ

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ヒュンダイ i20 WRCの改良モデル
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『i20 WRC』の改良モデルを初公開した。

ヒュンダイは2012年9月、パリモーターショー12において、WRC(世界ラリー選手権)への参戦を発表。2014年シーズンからの参戦を目指して、開発テストを続けている。ジュネーブモーターショー13で初公開されたi20 WRCの改良モデルは、開発テストの結果を反映させた最新バージョンだ。

i20 WRCは、現代の欧州向けの主力コンパクトカー、『i20』をベースに開発されたWRCマシン。今回の改良モデルでは、初期のプロトタイプ車と比較して、エアロダイナミクス性能やシャシー、サスペンション、冷却性能などを引き上げている。

ヒュンダイは1998年、WRCのF2クラスに初参戦。2シーズンを戦った後、2000年に『アクセント』でWRCの最高峰へステップアップした。しかし、期待された結果を残せず、2003年をもってWRCから撤退。ヒュンダイのWRC復帰は、約10年ぶりとなる。

《森脇稔》

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