西鉄、天神大牟田線「西鉄柳川駅」を大規模リニューアル

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新駅舎外観イメージ
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西日本鉄道は、西鉄天神大牟田線「西鉄柳川駅」の駅舎を建て替え、大規模リニューアルを実施すると発表した。

同駅は、柳川市の中心に位置しており、昭和12年の開設以来、1日、約1万2000人の乗降客がいる。同社は、生活と観光の両面を併せもつ柳川市の活性化に寄与するため、柳川市と連携したまちづくりを計画しているとのこと。今回、まちづくり計画の一環として、利用客の利便性向上を図るとともに、柳川市の玄関口としてふさわしいシンボリックな施設となるよう、大規模な改修を行う。

リニューアルは、現在の平屋建て駅舎を橋上化し、2階部に改札口や駅務室を移設するとともに、1階部を店舗化することで施設の拡充を図る。また、駅舎側壁を全面ガラス張りの仕様とすることで明るく開放的な空間を創出する。

さらに、福岡県柳川市によって新駅舎の北側に新設される橋上の自由通路と接続することで、鉄道を跨ぐ東西両方向からのアクセスが可能となる。また、自由通路にはエレベーターおよびエスカレーターが設置され、新駅舎(既存跨線橋含む)にはエレベーターを増設。利用客の動線の段差を全て解消しバリアフリー化とすることで、幅広い年代が安心して快適に利用できる駅へと生まれ変わる。新駅舎は、2階建て鉄骨造、床面積は約1360平方メートル。なお、現行990平方メートルである。

リニューアル工事は、 3 月に着手し、2015年9月の竣工予定。同社は、今後も地域と連携し、魅力ある沿線まちづくりに取り組むとともに、安全で快適な鉄道サービスのご提供に努めていくという。

《久保田雄城》

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