日本旅行は、「さよなら183系『こうのとり』『きのさき』『はしだて』」を発売開始すると発表した。
JR西日本に所属する183系車両は、1986年の福知山線宝塚~城崎温泉間の電化に伴って前身である485系車両が他線区から転用され、新大阪~城崎温泉間の特急「北近畿」として使用を開始した。その後、1991年の七尾線電化に伴い、交直流近郊型電車を、485系の交流機器を113系に載せ替える改造により誕生させた。この結果、485系は直流電車となり、183系に編入された。
特急「くろしお」の運用より離脱した381系による置き換えが進み、3月16日のダイヤ改正で、183系は定期運用から離脱することになったことから、今回、定期運転最終日の乗車プランを企画した。
「はしだて」と「きのさき」の両方の最終列車に乗車可能なプランを始め、183系の最後の旅を堪能できるプランを3コース用意した。
3月15~16日の『「こうのとり」「はしだて」「最終はしだて」「最終きのさき」乗車』プラン、3月15~16日に『「最終きのさき」乗車プラン』、3月15日(日帰り)の『「こうのとり」「最終こうのとり」往復プラン』の3コース。