楽天、太陽光発電・普及ビジネスモデル事業の実証を福島県で開始

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楽天は、福島県が手がける「2012年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」の選定を受け、福島県における家庭用太陽光発電の普及に向けたビジネスモデルの実証を行うと発表した。

福島実証モデル事業は、「再生可能エネルギーの先駆けの地」の実現を目指す福島県が、太陽光発電の新たな普及モデルとなり得る事業の有効性を検証し、太陽光発電の普及・促進に向けた仕組みづくりを行うことが目的。

楽天は、昨年7月17日に「楽天ソーラー」として住宅用の太陽光発電システムの提供を開始。サプライチェーンのスリム化、システムのパッケージ化により高品質の太陽光発電システムの低価格化を実現してきた。

福島実証モデル事業において、楽天はグローバルエンジニアリングと共同で、首都圏を中心としたデマンドレスポンス事業収益を福島県に還元し、再生可能エネルギーの普及に役立てるというコンセプトを検証する。

また、楽天は店舗および宿泊施設などと共同で、企業における節電・省エネによるコスト削減分の一部を太陽光発電支援金として収集。同時に、グリーン電力証書等を活用し、一般家庭に対して継続的な支援を実現する新たなマーケティングプラットフォームを構築する。

《纐纈敏也@DAYS》

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