トヨタ伊地知専務、国内販売計画「上方修正すべきかどうかを含め検討している」

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トヨタ自動車・伊地知隆彦取締役専務役員
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トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2月5日に東京本社で開いた決算会見で、140万台としている2013年暦年の国内販売計画について「上方修正すべきかどうかを含めて今、検討している」ことを明らかにした。

伊地知専務は「昨年末に新政権が誕生以降、為替、株式市場の変化を受けて日本全体に景気回復に向けた気がみなぎっているように感じている。国内の自動車市場でも年明け以降、お客様が販売店に戻って来て下さっているということで販売の第一線に活気が出てきている」と指摘。

さらに「昨年、今年の年間計画を立てた時点ではエコカー補助金の効果も落ちて、大変厳しい市場になるだろうと思っていたが、足元の販売、市場は非常に堅調に推移している。280万台まで落ちるという予想をしていた登録車市場は、それよりも上にくることもあり得るのではないかと今、社内で議論している」と明かした。

その上で「私どもの今年の販売計画140万台。昨年から30万台落ちる見込みを昨年12月に公表したが、市場がそういう状況なので、この販売台数も上方修正すべきかどうか含めて今検討しているところ」と述べた。

《小松哲也》

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