2013年1月21日、欧州宇宙機関(ESA)は、ESAのビーナス・エクスプレス探査機がもたらしたデータを元にした、金星の画像とアニメーションを公開した。
アニメーション・ムービーは南極の66,000キロメートル上から開始され、南極を中心とする渦巻きへと落ち込んで行く。この概観図では、惑星の半分は暗闇で、明暗境界線が惑星の側面に昼間と夜の分割線を作っている。
このムービーはビーナス・監視カメラによって、昨年の7月から8月の間に行われた宇宙船の24時間軌道周回の中の一つで、18時間を越える期間に撮影されたイメージを元に作成ものである。
ビーナス・エクスプレスは2006年よりこの惑星を周回しており、それは金星の表面や大気、電離層を観測する7機の科学機器を搭載している。