15日午前3時5分ごろ、愛知県瀬戸市内の国道248号を走行していた大型トレーラーが橋の欄干を突き破り、約20m下の谷に転落する事故が起きた。車両は大破炎上し、運転していた男性が死亡している。
愛知県警・瀬戸署によると、現場は瀬戸市上半田川町付近で片側1車線で緩やかなカーブ。大型トレーラーは右カーブを曲がり切れずに路外へ逸脱。前方にある蛇ヶ洞橋の欄干を約10mに渡って破壊し、約20m下の谷に転落したものとみられる。
通行人が破壊された欄干と、谷に落ちて炎上している車両を発見して警察に通報。警察や地元消防が救出を行ったが、谷が深いことから難航。車内に取り残されていた男性を救助したが、まもなく死亡が確認された。
事故当時、現場の路面は凍結していた。警察では死亡したのは41歳の男性とみて身元の確認を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。