イードは、インドの自動車業界に関するセミナーを開催する。
12億人を抱えるインド国内の2011年の新車販売(商用車含む)は、329万4257台。インド国内の需要増大もさることながら、今後は輸出拠点としても存在感を高めていくことが見込まれる。各国企業が拡大するインド市場のビジネスチャンスを狙う。
インド参入にあたっては、特有の文化や、整備が進行中の交通およびエネルギーインフラ、人材・労務管理等、課題が散見される。イードはこうした課題をクリアするための事前準備、情報収集の一助となるセミナーを開催する。
セミナーでは、自動車産業アナリストとしてアジア地域を中心に取材・調査およびレポート執筆を行い『FOURINアジア自動車調査月報』の編集長を務めるフォーインの中田徹氏による「インド自動車産業の現状と今後」と題した講演を予定。さらに、Maruti Suzuki India にて25年間、製造ライン、生産管理などを担当し、現在はコンサルタントとして活躍するランジャン ワーシスト氏をインドより招き、パネルディスカッション形式で「インド自動車業界成功の秘訣や市場特性」を探る。
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また、2013年7月21日~27日開催予定の「自動車関連企業様向けインド派遣公開講座~インド自動車業界トップ企業訪問・工場視察を通じて現地サプライチェーンを体感~」を紹介する。