1月の夜空に発見できる惑星・星座たち

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NASAのジェット推進研究所は、1月の夜空に発見できる太陽系の惑星を中心に、その他の星座や星を紹介した。

太陽系の惑星は誰にでもすぐにわかる月を基準にすると、容易に発見することができる。

1月5日の夜明けの南東の空に、月と乙女座の中の明るい星、スピカのすぐ近くに土星が、そして6日には月の左側に土星を見ることができる。

1月10日には夜明け前に、三日月の隣に金星を観測可能。また、12日の夕暮れ時(午後5時30分)には南西の方向に、細い三日月とその左側に位置する火星が発見できる。そして13日には三日月が少し大きくなり、火星の上に来る。

木星はこの1月に最も発見し易い惑星で、望遠鏡を使わなくとも裸眼で木星と月の接近遭遇を確認可能だ。

1月10日の早晩(午後7時)に東の空を半分ほど上ったあたりの、プレアデス星団のすぐ下に木星を観測することができる。そして1月20日から23日にかけて、月が木星の右側から左側へと横切る。21日の夜には月と木星は1度以内の至近距離にあり、月と木星が一番接近して見えるのは、太平洋標準時の午後8時、または東部標準時の午後11時である。

また、この他にも1月の夜空にNASAの人工衛星、ジュノー、ドーン、ボイジャーを発見することが可能だ。

《河村兵衛》

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