スパイカー、中国企業と資本提携契約を締結…29.9%の出資受け入れ

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資本提携契約を締結したヤングマンとスパイカーの首脳
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2011年12月、経営破綻したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。サーブの元親会社のスパイカー(旧スウェディッシュオートモビル)が、同じくサーブのかつての出資パートナーの中国企業と、正式な資本提携契約を締結した。

これは12月6日、オランダに本拠を置くスパイカーが発表したもの。浙江省金華市において、サーブのかつての中国出資パートナー、ヤングマン(浙江青年蓮花汽車集団)とスパイカーが、資本提携契約を締結したとアナウンスされている。

ヤングマンはスパイカーに、1000万ユーロ(約10億7200万円)を出資。スパイカーの株式の29.9%を取得する。また、両社は「スパイカーP2P」と呼ばれる合弁会社を含む3社を共同設立。2014年末までに、新型SUVの『D8』を量産する計画だ。

スパイカーのビクター・ミューラーCEOは、「今回の資本提携契約の締結は、スパイカーにとって新たなマイルストーン」とコメント。ヤングマンのCEO、Pang Qingnian氏は、「今回の契約締結により、両社のパートナーシップは次の段階へと発展する」と述べている。

《森脇稔》

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