ボーイング、737MAXの機体コンセプトを決定

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ボーイング737MAX(参考画像)
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ボーイングは、「737MAX」の機体コンセプトを決定した。

737MAXは、消費燃料を削減するCFMインターナショナル製の新型LEAP-1Bエンジンを採用、テールコーンやウィングレットのデザインも変更する。これらの変更が機体全体のデザインに組み込まれるための改良も施す。

また、ハネウェルの電子ブリードエア・システム、ロックウェリ・コリンズ製のフライトデッキ用大型ディスプレイなどの採用も決定した。

737MAXのフライトデッキには4台の大型ディスプレイが装備され、外観は次世代737型機のディスプレイと大きな差は無いものの、性能を大幅に向上した。更に、高速空気力学ラインを定義した。分析や低・高速風洞テストを通し、機体を精錬された幾何学的形状とし、当初のプランでは設置する予定だった前脚格納扉にあった小突起も無くした。

今回の機体コンセプトの決定と同時に、ボーイングでは、工場プランも決定した。対象となる工場ラインは、現在次世代737型機の組み立てが行われているレントン工場の737型機製造ラインと、初期の機体が組み立てられる暫定737MAX製造ラインが対象となる。

737MAXのコンフィギュレーション決定は2013年半ば、初号機デリバリーは2017年の予定。

《レスポンス編集部》

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