路肩を歩いていた高齢女性、ひき逃げされて重体

自動車 社会 社会

7日午前1時35分ごろ、静岡県静岡市駿河区内の市道で、95歳の女性が頭から血を流した状態で倒れているのを通行人が発見。女性は近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体。警察はひき逃げ容疑者として、9日に43歳の男を逮捕している。

静岡県警・静岡南署によると、現場は静岡市駿河区稲川3丁目付近で、幅員約4.5mの直線区間。近くの交差点に信号機は設置されていない。現場を通りかかった人が頭から血を流して路上に倒れている高齢女性を発見。警察に届け出た。

女性は頭部を強打しており、近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体。後の調べで現場近くに住む95歳の女性と判明している。

事故の状況から、警察では女性が路肩を歩いていたところを通過した車両にはねられたものと判断。重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。聞き込みなどの結果、同区内に在住する43歳の男が容疑に関与したものと判断。9日に自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男が乗っていたクルマの底部には擦過痕が確認されたが、調べに対して男は「何かに乗り上げたような気はしたが、人をひいた認識はない」として、ひき逃げ容疑を否認しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV