10月30日(日本時間10月31日未明)、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー12。トヨタ自動車の米国での若者向けブランド、サイオンのブースでは、恒例の「サイオン・チューナー・チャレンジ」の結果が発表された。
今年で8回目を迎えたサイオン・チューナー・チャレンジ。今回のカスタマイズの素材は、サイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)だ。カスタマイズの腕自慢3人が、86をベースにして、予算1万5000ドル(約120万円)以内、製作期間3か月を条件に、カスタマイズ。会場では、審査員が選んだ最もクールな86が発表され、盛り上がりを見せた。
最優秀賞に輝いたのは、「ミンティ・フレッシュ」と命名された86。その名の通り、ボディカラーをミントグリーンで全塗装。地を這うようにローダウンしたボディには、エアロパーツやセンターマフラー、19インチの大径ホイールなどが採用される。
エンジンには、スーパーチャージャーとインタークーラーを追加。吸排気系もチューニングを受けた。サスペンションとブレーキは強化。インテリアはレザー仕立てで、高性能なオーディオシステムも装備した。
カスタマイズを手がけたクリス・バセルジア氏は、「受賞できて最高。自分が運転してみたくなるカスタマイズを施したんだ。86は最高のキャンバスだよ」とコメントしている。