10月30日午後9時ごろ、三重県四日市市内の市道で、路肩を走行していたとみられる車いすに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。車いすに乗っていた39歳の男性は収容先の病院で死亡している。
三重県警・四日市南署によると、現場は四日市市東日野町付近で片側1車線の直線区間。車いすは道路左側の路肩を進行していたとみられるが、そこに後ろから進行してきた乗用車が追突した。
車いすは弾き飛ばされ、乗っていた39歳の男性は路上へ投げ出された際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、約1時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた46歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
調べに対して男性は「衝突するまで車いすの存在には気がつかなかった」と話しており、警察では前方不注視が事故に結びついた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。