交通量の多い道路、横断の高齢女性はねられ死亡

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28日午後11時45分ごろ、大分県大分市内の国道197号で、徒歩で道路を横断していた67歳の女性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

大分県警・大分中央署によると、現場は大分市高城本町付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。67歳の女性は徒歩で道路を横断していたが、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因で約2時間後に死亡。警察はクルマを運転していた48歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は24時間を通して交通量が比較的多い区間。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

大分県内では10月だけで7人が交通事故で死亡しており、警察は交通非常事態宣言を県内全域に発令し、違反取り締まりを強化するという。

《石田真一》

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