緊急走行中のパトカーが出会い頭衝突、警官1人が重傷

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28日午前3時50分ごろ、茨城県つくば市内の国道408号で、不審者の乗ったクルマを追跡中のパトカーと、交差点を交差進行してきたトラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でパトカーに同乗していた警官が重傷を負っている。

茨城県警・つくば中央署によると、現場はつくば市榎戸付近。交差点には信号機が設置されている。同署のパトカーは不審者が運転する乗用車を追跡するために緊急走行中で、交差点には赤信号の状態で進入したところ、交差道路を右方向から進行して来たトラックと出会い頭に衝突した。

パトカーは中破し、助手席に同乗していた51歳の男性警部補が左腕を骨折する重傷。トラックを運転していた千葉県芝山町内に在住する32歳の男性も頚部を打撲する軽傷を負った。パトカーを運転していた55歳の巡査部長にケガはなかった。不審車はそのまま逃走している。

警察ではパトカー側に安全確認の怠りがあったものとして、巡査部長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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