荷台からはみ出した鉄筋が事故を誘発、バイク運転者が死亡

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22日午後5時10分ごろ、岡山県玉野市内の県道で、道路脇の敷地内からバックで進行してきたトラックの積荷と、県道を走行していたバイクが接触。バイクは隣の車線を走行していた乗用車に追突され転倒した。バイクを運転していた男性は病院で死亡している。

岡山県警・玉野署によると、現場は玉野市田井付近で片側2車線の直線区間。トラックは道路沿いにある会社の敷地内からバックで進行していたが、荷台から約1.2mはみ出した状態で積載されていた鉄筋が県道を走行中のバイクに接触。バイクはその弾みで隣の車線に逸脱し、そこに後ろから進行してきた乗用車が追突した。

バイクは転倒。運転していた同市内に在住する46歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はトラックを運転していた同市内に在住する60歳の男性と、追突車を運転していた兵庫県たつの市内に在住する62歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

荷台からはみ出していた1.2mのうち、0.7m程度が車道内に入っていたとみられるが、鉄筋にはみ出しを示すような表示はなされていなかった。警察では積載方法に問題がなかったかどうか調べを進めている。

《石田真一》

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