無免許運転の発覚恐れ、踏切内にクルマ放置して逃走

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16日午前0時25分ごろ、和歌山県有田市内のJR紀勢本線の踏切で、踏切内で停止した軽乗用車の運転者に職務質問しようと警官が近づいたところ、3人の男がクルマを放置して逃走する事件が起きた。警察は後に運転していた32歳の男を逮捕している。

和歌山県警・有田署によると、現場は有田市初島町浜付近にあるJR紀勢本線の踏切。同署員が現場付近をパトロールしていたところ、踏切内で停止した軽乗用車を発見。動こうとしないため、運転者に対する職務質問を実施しようとしたところ、クルマに乗っていた3人の男が車両を放置して逃走した。

クルマはキーが抜き去られていて自走できない状態。レッカー移動をしなくてはならず、現場を通過する予定の最終列車は最寄り駅で抑止され、45分の遅れが生じたという。

警察はナンバーを照会し、クルマの使用者である同市内に在住する32歳の男を往来危険容疑で逮捕した。男は無免許だった。調べに対しては「パトカーを目撃したので、無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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