日本電産、台湾にモータの基礎研究を行う研究開発拠点を新設

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日本電産は、台湾のSTIR(サザン・タイワン・イノベーション&リサーチ・パーク)内にモータとモータ応用製品の基礎研究を行う先端研究拠点「日本電産台湾モーター基礎技術研究所」を開設した。

同社は、今年6月に設立したモータ研究・開発拠点「中央モーター基礎技術研究所」の研究棟を、2013年10月末に竣工する予定。これに先立ち、4月にはシンガポールに「シンガポールモーター基礎技術研究所」を設立し、運営を開始している。

今回、台湾にもR&Dセンターを開設し、モータとモータ応用製品に関する基礎研究を開始する。R&Dセンターは、川崎市の中央モーター基礎技術研究所や、シンガポールモーター基礎技術研究所と研究テーマを分担、台湾の研究機関や大学との産官学共同プログラムを通じて、最先端の研究を推進する。

R&Dセンターの主な研究領域は、モータ構造やモータ制御の基礎研究で、高度な技術を持つ工業技術研究院(ITRI)や金属工業研究開発センター、主要大学、台湾企業との連携も含め、各種モータをはじめとする駆動系全般について基礎技術・基盤技術の高度化を図る。

《レスポンス編集部》

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