トラックが分離帯を乗り越えて歩道に進入、歩行者をはねる

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5日午前5時20分ごろ、岐阜県山県市内の国道256号を走行中のトラックが中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、歩いていた68歳の女性に衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

岐阜県警・山県署によると、現場は山県市佐賀付近で片側2車線の直線区間。トラックは中央分離帯を乗り越えて対向車線側へ逸脱。さらに斜行して道路右側の歩道に乗り上げた状態で約100mに渡って暴走。歩道を歩いていた68歳の女性に衝突したものとみられる。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はトラックを運転していた岡山県岡山市内に在住する22歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

逸脱後もトラックは減速しておらず、警察では居眠り運転などが事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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